【それなりに面白かったエロゲ】きまぐれテンプテーション【商品情報/感想/レビュー】

作品内容

呪いのマンションで美少女悪魔と甘々共同生活？！

とあるマンションで、四人の住人全員が死亡する事件が起こった。
遺体は、腹を裂かれた上に臓器が持ち去られているという不可解極まりない状態で発見された。

マンション内に満ちた濃い瘴気が、事件の背後に霊的ななにかが存在することを匂わせている。

警察の手には余る案件であったため、人ならざるモノを管理し調伏するための機関【陰陽寮】から
若き陰陽師【巽 悠久】が派遣され、事件の調査に当たることとなった。

とある目的のためにイギリスから海を渡り日本へやってきた悪魔【アンネリーゼ】と共に、
マンションでなにが起こったのか、なぜ住人は死んでしまったのか、その謎を解き明かしていく。

――はずなのだが、夜の眷属であるアンネリーゼは、事件よりも悠久の下半身に興味津々の様子。

アンネリーゼの猛烈なアプローチに、女性経験に乏しい悠久はタジタジ。

果たして悠久は、誘惑を振り切ることができるのか。
それともあっさりと屈してしまうのか。

閉ざされた呪いのマンションで、謎を解き明かしたい陰陽師とイチャイチャしたいだけの悪魔との、
奇妙な共同生活が始まる。

キャラクター

きまぐれテンプテーションのレビュー（ネタバレ弱）

概要

主人公とヒロインアンゼリーゼ集団死亡事件の現場と被害者の幽霊から端緒を手に入れ推理して行くゲームです。基本的に主人公とヒロイン体制でアンゼリーゼでストーリーが進む。ストーリーが進む間にアンゼリーゼがまめに着替えをしてくれるのでそこまで飽きたりすることはない。着替えた服装にも全部LIVE2Dが適応されたのも素晴らしい。プレイタイムが長くはないのでゲーム背景はマンションの部屋がほとんどなので推理ものっていうところで好き嫌いが分かれると思う。

個人的には推理ものだけど端緒を探す部屋が広くなくて逆に良かった。

きまぐれテンプテーションの長所

E-Motion採用でLIVE 2Dが適用されたヒロインたちが魅力的

とにかくすごい揺れ！さすがこの時点で僕の期待は半分以上満たされた。

うざすぎではなく明るくて可愛いヒロインのデザイン

明るいヒロインって下手したらうざい、うるさいなどの人によってイライラさせる傾向がある。だが、このゲームではその辺を線をちゃんと守っている（えらい！）

NTRやハーレムみたいな要素がなくて適切なテンション調節で滑らかなストーリーの進行

この辺については個人差があると思うけど、既存の抜きゲーとは違って性的な要素より、ストーリーが滑らかに進むのが何よりもよかった。

きまぐれテンプテーションの短所

E-MotionがHシーンに適応されてない。

基本的に会話にはLIVE2Dが適応されて会話が飽きずに楽しめるが、エロシーンでは適応されてないのが残念だった。ここまで欲しがったらさすがによくばりすぎるのかなと少し思ったりもする。

途中恐怖？グロテスク？みたいな演出がある

一番個人差が分かれるところだと思うが、このゲームは推理ゲームだけであってホラー、グロテスクな表現がたまに現れる。怖いもの嫌いな僕としてはあんまり受け入れがたいものだった。

きまぐれテンプテーションのまとめ

定価3,667円のゲームとしてはなかなかの優れもの。ヒロインだけではなくサブキャラや被害者たちのCGもすごくよかった。Hシーンクォリティーも良かったけど立ち絵はLIVE2Dである割にHシーンはCGで処理されたところが残念だった。

ストーリーはそこまで良い所もなく悪い所ないが、ストーリーの間の蓋然性も繋がって全体的に完成度が高い。

単純にセックスだけの抜きゲーが飽きたが、ある程度ストーリーのあるゲームは長すぎると感じたエロゲーマーは一回プレイしてみるのをおすすめする。

作動環境